2017年5月8日月曜日

2017 春夏限定商品

天然石は好きでルースのまま(石座についてない、装身具として加工されてない裸石)はいくつか持っているのですが、なんとなく手つかずのまま引き出しに眠っています。

いつか私らしいデザインで身つけられるアクセサリーになるのかなぁと、自分自身でその時がくるのを待っているのかもしれないです。

ルースだとまだアクセサリーにするイメージが固まっていないので、今回天然石のビースを使ったピアス、イヤリングを渋谷ヒカリエ2階にあるJi-baに納品しております。








私はふとした時に、この本をよく眺めています。
この本に出てくる装身具のパワーのすごいこと。
古くて4世紀から15世紀くらいまでの、アジア、アフリカ、中東、アメリカ、世界中の様々な装身具が紹介されている美しい写真集です。



現代のようにいろんなライフスタイルがあり、ファッションの一部として趣向で選ぶ事が多いアクセサリーは、その自由度の中で余白があるから遊べて幅広いデザインの物が生まれてくるのかもしれませんが、この本に出てくる装身具の幾つかは、今の私たちのそれとは違う目的で作られ、身につけらていたとされていたものが多いです。権威だったり、家族の証だったり。もちろん現代と同じく、女性の魅力を表すものとして身につけられていたイヤリングなども。

道具も素材も技術も限られてたこの頃のデザインの面白さは人の想像力の賜物です。
そして時の洗礼を受けた装身具の存在感はただただ次元を超えた説得力を持っていて、はっとします。

作る側としては見た時の衝撃を自分でも味わいたい、もしくは近づきたいと思いながら憧れと敬意を持って制作に取り組むわけですが、そんな鼻息荒く作業机に向かう自分を思うと、もしかしたら、海を超えた大陸の太古の人々は面白がってちょっとふざけたりしながら作ったのかなぁとか。だって本当にユニークなんですよ、デザインが。

僭越ながら、そんな太古のクラフトマンへのオマージュのような気持ちで作った天然石のビーズを使ったアクセサリーです。

ピアス、イヤリング両方納品しております。
これからの季節に、天然石の鮮やかな色が耳元で揺れる様がよりポジティブな気持ちにしてくれると思います。
重さももちろん上記の本に載っているような迫力あるボリュームとは違い、現代に合わせた使用しやすい重さで、1日身につけていても疲れません。
お近くにお通りの際は是非お手にとってごらんください。

在庫の確認は店舗様へお願い致します。
東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ ShinQs 2F
TEL: 03-6427-1544 / OPEN: 10:00 - 21:00(年中無休、年末年始を除く)